マイナも自己責任(ブログ3253)
- 2023年06月19日
マイナカードを作るか作らないか、健康保険証や銀行口座に紐付けするかしないかも、「任意」であることを法律は認めています。
にも関わらず、強引に推し進める河野太郎とデジタル庁。
さて、マイナポータルの利用規約には、「免責事項」として「(デジタル庁は)利用者または第三者が被った損害の一切の責任を負わない」と記載されていましたが、5月11日の改正で、「マイナポータルの利用に当たり、利用者または第三者が被った損害について、デジタル庁の故意又は重過失によるものである場合を除き、デジタル庁は責任を負わないものとします。」変化しました。
ここに書かれている「故意又は重過失」を判断するのは、言わずもがなデジタル庁です。
そして、利用規約はサービス提供者が自由にいつでも改定できるという代物です。
制度を作り、法律まで作って、任意であるカード取得を2万円で国民のほっぺたを叩いて作成させ、その後の責任は全て国民に負わせ、マイナポータルでトラブルが生じればサービス提供者と利用者で解決すべきとして、デジタル庁は知らぬ存ぜぬに身を置くつもりです。
現在、健康保険証に紐付けしている国民は約25%で4分1です。残念ながら紐付けを判断した方は後戻りできません。しかし、残りの4分の3の国民は政府の言葉に流されず、立ち止まるべきではないでしょうか。