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マスクと面子

  • 2020年04月23日

 最近、新聞にもマスクの通信販売広告が掲載されていますし、ネットでは楽天市場だけでもサージカルマスクだけで620件が出品されているとか。

 いづれも個人を販売対象にしていますが、中には医療用マスクを出品している業者もあるように見えけられます。

 政府がマスクを増産させ、6億枚とか7億枚を市場にまわすという言葉を聞いてからかなりの時間が経過していますが、相変わらず市内のドラッグストアーで私たちが気軽に買える状態にはまったくなっていません。

 厚労省にマスクチームという部署があるそうで、国内外のマスク事業所に電話をかけて毎日買取をしているといいますが、相変わらず医療機関では在庫も無い中で感染の危機の中、献身的な業務を行っています。

 マスクを扱う事業者は、「中国や韓国、台湾などから輸入しており、万単位の注文にも中国の企業から断られたことはない。医療機関や介護施設が必要としていることは承知しているが厚労省からは何も言われていない。」と新聞赤旗に掲載されていました。

 政府はマスクの転売行為を禁止していますが、メーカーや卸業者が仕入れた商品の通常販売は対象外です。

 特措法47条には、国や都道府県は「それぞれの業計画で定めるところにより、医療または医薬品、医療機器もしくは再生医療等製品の製造もしくは販売を確保するため必要な措置を講じなければならない。」とあります。

 政府が率先して必要量を買い上げて、それをまずは医療機関に十分配布すること、さらにドラッグストアーなどに配給し、国民には一人何枚というような制限をして販売をすれば、多くの国民ににいきわたり、10倍以上の値段で買う必要もなくなります。

 巷間、「日本は中国や韓国などの世話になりたくないという面子にこだわり、政府として輸入をすることをしない。」と言われています。

 まったく「アホかいな」と思います。

 政府のメンツと国民の命、どちらが大事かも今の安倍晋三氏にはわからないということとでしょうか。

 アベノマスクも欠陥だらけで返品が多くなっているようです。

 顔を覆うことが出来ない隙間だらけのアベノマスクが我が家に来たら、着払いで総理官邸に送り返したいと思います。


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