マスコミ先行型の道政
- 2007年12月03日
12月議会(第4回定例会)が始まり、また、忙しい日々を送っていますが、最近感じたことは、道のやり方なのか知事の考え方なのか、案件を議会に報告する前に主要新聞が記事にしてしまうことが多くなってきたことです。
議会でこれから協議することになる内容が、すでに決定したかのように道民に伝えられ、議会には既成事実ができているから案件を何とか認めてほしいというやりかたを感じます。
支庁制度や自治体病院の広域連携化、道立病院の指定管理者制度の他にもこの手のやり方が横行していることをおかしいと感じているのは私だけではないと思います。
アドバルーンを上げさえすれば、既成事実が成立したかのように議会に思わせる手法はおかしなやり方ではないでしょうか。
本会議や委員会で指摘しても、馬耳東風な管理者に知事の姿をみる思いです。
知事の考えや、施策が全て正しいことではありません。
アドバルーンに惑わされることなく、問題の本質を見抜く力を皆さんにももって欲しいと思います。