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リスク感覚の欠如

  • 2016年10月15日

 「リスクは増えない」

 PKO派遣の自衛隊に新たな任務を付与されても「新たな任務が増えても、その分だけリスクが増えるわけではない」と言い張る安倍晋三と稲田防衛相です。

 口から出まかせもいい加減にして欲しいと思います。

 今までのPKOは、休戦後の現地の行うインフラ整備、道路の舗装や水道の布設などの支援を行うために派遣されていましたが、これからはそれに加えて、「駆け付け警護」「宿営地の共同防護」が加わります。

 安倍晋三は「自衛隊の様々な任務にはいずれもリスクがある」とか「駆け付け警護を含む新たな任務にもこれまで同様のリスクがある」と言いました。

 デスクワークをしている自衛官とPKOに派遣されている自衛官は同じリスクに晒されているのでしょうか。

 インフラ整備を主とし、銃撃戦があれば避難していた今までと、銃撃戦があった場合現場に駆け付け武器を使用して他国の部隊を助ける事が、同列のリスクなのでしょうか。

 このような内容の答弁することを目の当たりにするにつけ、国民は首相と防衛相の感覚の危うさを、不安に思うのです。

 安倍晋三とその取り巻きは、「自衛官の血が欲しい」、「日本人も血を流して貢献をしていることを世界に、同盟国に証明したい」と本気で思っているのでしょうか。


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