レコード現象
- 2017年05月02日
海上自衛隊のヘリ搭載型護衛艦「いずも」が、米海軍補給艦の護衛任務にあたるため、昨日、横須賀基地を出発しました。
既に、カールビンソンとの合同訓練で米艦戦の護衛訓練を行っていましたが、日に日に実戦的な訓練が行われ、米海軍との一体化がより現実味を帯び、米国の要請を断れなくなってきています。
まさしく「蟻地獄」のようです。
私たちはこれまで個人的にそのようなことを経験してきました。
友達に誘われ、最初はお付き合い程度と考えて参加した「会」ではありますが、いつの間にか、その中枢に取り込まれてしまう。
これを私は「レコード現象」と呼んでいます。
レコードを知らない方もおいでだと思いますが、レコードは最初に針が置かれる場所は一番外側ですが、時間が経つにつれていつの間にか真ん中へと導かれてしまいます。
最初はお付き合い程度と思っていたはずが、振り返るとその「会」の中心に位置してしまい、新たな人を誘い込む立場となってしまっています。
最初は護衛程度、後方支援程度だったのが、一緒になって戦闘に組み込まれてしまう道を歩むのは火を見るより明らかですし、その事は、皆さんの人生の中でも経験されてきたことだと思います。
米軍との実績が積み重なるほど、レコードの中心に入り込み抜き差しならなくなり、ひいては自衛隊が攻撃対象となってしまうということです。
最初から距離を置いてお付き合いするのではなく、安倍晋三のようにどっぷり浸り、どうぞ自衛隊をお使い下さいと貢ぎ物のように差し出していれば、一体化はいつの間にか連合軍となり、安倍晋三の思い通りになるでしょう。
果たして安倍晋三に自衛隊を戦闘に巻き込む覚悟はあるのでしょうか。