レームダック
- 2015年08月10日
昨日のナガサキでの式典で、「非核三原則」に触れた安倍晋三。
ヒロシマでの式典から発言していれば問題も起こぬものを、国民を舐めた結果の不始末ではないでしょうか。
同じ事を「戦後70年談話」でも行なおうとしています。
「お詫び」や「侵略」「植民地支配」という言葉を入れないと言っていたのが、今の段階では盛り込む方針とのこと。
姑息にも「観測気球」を上げ、国民の反応を見てから判断すれば良いとの無責任さ、この文言に対する国民の関心が低いと感じれば削除し、関心が高いと分析すれば盛り込むという手法をここでも繰り返し、すべては自身への支持率がどのようになるのかだけで政策を判断するという、中身の無い薄っぺらな政治家が行う政治手法に依拠しています。
一方、高村副総裁は、「後方支援による核兵器の輸送はあり得ないことであり、あり得ないことを、さもあり得ると国民を誘導する野党は問題だ。」と発言していますが、これも安倍晋三と似たり寄ったりで「自ら天につば吐く」行為以外の何物でもありません。
自ら提案している「安保法制」の説明では「集団的自衛権を行使することで日本の平和は保たれる。自衛隊の活動範囲が広がってもリスクは少なくなる。」と言っていますが、国民の多くがそんなことはあり得ないと思っているのに、あり得ると国民を誘導しているのは、あなたたちでは無いのでしょうか。