ロシアが核準備
- 2015年03月16日
プーチン大統領が、ウクライナ問題で核の使用を準備していたことが明らかになり、大変驚きました。
2月12日に和平に向けた合意文書に調印しましたが、15日の停戦発行時前にも親ロシア派が最大の攻撃をするなど、親ロシア派とウクライナの対立は、表面だけ繕っても根本的な解決には至っておりません。
ウクライナにはその後ろに米国が控えており、昨年3月クリミアがロシアに併合される直前に、ロシアが核兵器の使用を準備していた事は、微妙なバランスの上に有るウクライナ問題が、些細な判断ミスによって核戦争への道を開く事になっていたかも知れなかったということです。
米ロの代理戦争と言われているウクライナ問題は、正に第三次世界大戦の火種となっていることを、改めて世界に知らしめました。
停戦合意は、その中心的役割を担ったメルケル独首相が、ロシアに強い態度で臨んだ結果ですが、まだまだ予断を許さない状況であることを認識しなければなりません。