一からの交渉を
- 2017年02月24日
米国がTPPからの離脱を表明したことから、米国との貿易交渉の場は、新たなスタートに立つことになりました。
二国間における経済協力については、麻生副総理兼財務相とトランプ政権のマイク・ペンス副大統領に丸投げした格好となりましたが、二国間協定(FTA)交渉のスタートが、TPP交渉での合意内容から始まるというのはおかしい話です。
そもそも、TPPが気に食わないで離脱したのはトランプ大統領ではなかったのか。 さすれば、TPP交渉での合意内容は白紙に戻ったということを意味します。
これまでのTPP交渉での日本の譲歩は尋常ではなかったことから、二国間交渉は、この原則に則って始まるべきであり、TPP交渉での妥結内容がスタートではありません。
もし、TPP交渉での妥結内容からのスタートであれば、農業関係者だけではなく関係する全ての業界の声を無視したことにも繋がるもので有ることを、政府は再認識しなければなりません。
世耕経産相が、この度、東京で講演された時に「日米二国間交渉では、TPP以上の事は絶対無理だ」と発言しましたが、そんな事は当たり前で、無理矢理強行採決し、国民を不安に陥れた不平等協定を、どこまで押し戻せるかが焦点であると思います。
今後、行われるだろう二国間協定については、TPPの時のように情報を開示せず密室で妥結するような愚挙は行わず、国民に情報を開示し、国会で十分な議論を行い、納得した上で協定を結ぶ手順を踏んで欲しいものと思います。