万博費用、またも膨張(ブログ3409)
- 2023年11月29日
関西・大阪万博の経費がまたもや増えそうです。
当初計画では、会場整備費が1250億円、それが今年になって2350億円と約1,88倍になり、多くの国民からブーイングが出され、直近の世論調査では約60%の方々が万博反対を明確に示しています。
さすがの岸田氏も会場整備費に「さらなる増額を認めるつもりは無い」と断言しました。
しかし、その舌の根も乾かないまま、今度は日本館の建設関連費用に360億円、途上国の出展支援に240億円、安全確保に199億円、機運醸成に38億円の、総額837億円の政府追加費用がかかることが明らかになりました。
今段階で総計3187億円、当初予算の約2.55倍へと膨張してしまいました。
先般のブログでも掲載したように、30年間で5mも地盤沈下した対策費は含まれていませんから、これからも会場整備が進むにつれて、費用は膨らみ続けるのでしょう。
そして、金を投入すればするほど引き返せなくなります。
「進むも地獄、戻るも地獄」、いや、今なら岸田氏の傷も浅くて済むかも知れませんが、だんだん致命傷になってくる可能性が高くなります。