不明瞭なアベノマスク
- 2020年04月27日
突っ込みどころ満載のアベノマスク、先行して配布された妊産婦向けのマスクは、一部にカビが発生していたことや髪の毛、ハエなどが混入していたことから回収されましたが、それが1枚、2枚ではなく今のところでも約8,000枚に不都合が生じています。
製造販売元は全品回収して新たに配送するとしましたが、受け取る側は遠慮したいというのが本音ではないでしょうか。
また、アベノマスクの予算として約466億円を計上していましたが、製造費は約91億円で、その内訳が興和が約54.8億円、伊藤忠が約28.5億円、マツオカコーポレーションが約7.6億円となっています。
全戸配布の配達料が128億円となっているとのことですから、製造費の91億円を合わせても約219億円、466億円との差額は約247億円になります。
当初、配達料を引き去った338億円が製造費のはずでしたが、何と約73%引きとなっています。
このことについて、23日、福島瑞穂参議が記者会見で明らかにしましたが、その結果24日には菅義偉氏が記者会見で、「より安く、より早く調達することに努めた結果、マスク調達費用が積算よりも低い90億円に収まる予定だ。」と述べたことが、日刊IWJに掲載されていました。
契約は入札ではなく随意契約、募集し応募した3社が契約をしましたが、73%引きとはなかなか面白い、何か裏があるような内容としか思えません。
さらに、巷間言われているのが、マスクの製造はミャンマーの工場だということで、ミャンマーには政府専用機に加計学園の加計孝太郎理事長が便乗し、昭恵夫人と行動を共にしたことでも有名で、昭恵夫人はミャンマーには特別の思い入れがありますから、このアベノマスクも昭恵案件ではないかと言われています。
週明けからコロナ経済対策について国会で議論が始まりますが、またも注目しなければならないようです。