不発弾の爆発(ブログ3706)
- 2024年10月04日
宮崎空港の誘導路で不発弾が爆発しました。
その直前に乗客を乗せた旅客機が現場を通過しており、予期できぬこととはいえ大惨事に繋がる恐れもあったことに、衝撃を受けてしまいました。
道内にも離島の空港を含め14の空港が存在します。
とりわけ、第二次世界大戦の時に空襲などを受けた空港は、まだ不発弾が埋もれている可能性があり、不発弾調査は早急に行う必要があります。
今日は定例会の最終日で、本会議が開催されることから、急施を要する問題として道議会から「国内空港における不発弾の調査とその処理を早急に行う事を求める意見書(仮称)」を提出した方が良いのでは無いかと自会派の役員会に提言をし、会派の役員の方々にも汗をかいていただきましたが、会期最終日と言うこともあって、意見書の取り扱いは見送られました。
戦後79年たった今でも不発弾は全国で発見されていますが、幸い大きな事故には至らずに処理されています。しかし、今回の爆発の原因については調査中とはいえ、外的要因がない中での自然爆発です。と言うことは、同じように偶発的な爆発が起き得るということにもなります。
戦争中は、米軍の空襲対象は飛行場や港湾などの軍事施設を中心としていましたが、その後は無差別の空襲を行い、民間人も多くの犠牲者を出すに至りました。
つまり、不発弾は今でもあちこちに埋まっている可能性が高いということです。
とりわけ、空港は旅客機が離着陸する場所であることから、調査は急がれると思います。
意見書は送付出来ませんでしたが、北海道庁の危機管理監から政府に強く申し入れることを要請させていただきました。
※なお、5、6日は東京出張のためブログはお休みします。