不遜な態度
- 2012年10月03日
今月1日、電源開発(Jパワー)が北海道と函館市に工事再開の報告を行いました。
その日の電源開発のHP(ホームページ)に工事再開の発表をした後での報告でした。
北海道や函館市は、これまで、電源開発 に対し、青森県や大間町などと同等の情報提供を求めてきましたが、その内容はにHPに掲載されている内容と同じもので、特別な配慮のかけらもなく、いわゆる、重要な情報提供ではなく一般的な情報提供しかなかったわけです。
その姿勢がこの度の北海道と函館市への事後報告にもよく現れています。
端的に言うと、北海道や函館市のことはどうでもよく、青森県と地元三町村(大間町、風間浦村、佐井村、)の方にだけ顔を向けているということです。
ご存じのようにUPZ圏内の函館市を含む道南地方、そして、道南を抱える北海道が「緊急時防護措置準備区域」となっているにもかかわらず、県が違うのだからと、まじめに対応することなく不遜な態度をとり続ける電源開発は、事故を忘れた原子力ムラそのものだと思います。