背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

与党内もマイナに不安(ブログ3259)

  • 2023年06月25日

 何かと評判の悪い健康保険証のマイナカード紐付け、そして保険証の廃止ですが、与党内部からも拙速な廃止の対して慎重論が出始め、松野官房長官も慎重な検討を口に出し始めました。

 とは言っても岸田氏は、来年の秋に現行の健康保険証を廃止すべくその方針を変えてはいません。頑固なほど固執しています。

 一度政府が決めたことは、トラブルが生じようが、国民が不安を訴えようが、専制君主のように何としても押し通そうとしています。引くに引けなくなってしまったのかメンツなのか?

 しかし、トラブルは次々と表面化し、このまま健康保険証を廃止すれば次期衆議院選挙にも大きな影響を及ぼすのではないかと、与党内部は戦々恐々となっているようです。

 「何を今更」という気もします。何しろ、与党の自民党、公明党、そして維新の会や国民民主党までこぞって賛成していたにも関わらずです。

 賛成した議員の一人ひとりは街頭に出て、健康保険証の廃止についてこれまで国会でどのような意見を発してきたのか、地元の有権者にキッチリ説明すべきです。

 不完全で、できの悪いマイナカードに健康保険証を紐付けした結果、移行率が約25%の今でも、医療機関でトラブルが続出しており、医療機関でマイナカードを利用した方々へのアンケートでは、約1割の方しか利便性を意識できないでいます。

 マイナカードの健康保険証への紐付けと、紙による健康保険証の廃止は「百害あって一利無し」となるでしょう。早く見直すべきです。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.