世界中の笑いもの
- 2017年02月01日
1国の首相としての矜持も持ち合わせていないかのような発言。
通常国会参議院予算委員会で、米国トランプ大統領が発した「入国禁止大統領令」について、民進党の福山哲朗議員が質問しコメントを求めましたが、安倍晋三は「出入国管理をどうやるかは、その国が判断することで、コメントは差し控えたい」と耳を疑うような答弁をしました。
G7各国の首脳は、ドイツのメルケル首相、イギリスのメイ首相、カナダのトルドー首相、フランスのオランド大統領、イタリアのパオロ首相が、あってはならないこととして非難しているにも関わらず、残る日本の首相がトランプの機嫌を損ねては大変だとの思いからか、コメントを避けていることが世界に伝わり、G7の首脳は勿論、各国からの笑いものとなってしまいました。
これで、国内はもとより、世界中からも日本は米国の属国であるという評価になってしまったのではないかと思います。
今後、日本に関わる全ての事は、日本自らが決めるのではなくトランプの機嫌を損ねないことを前提に安倍晋三が決める、すなわち日本の属国化がますます進んでいくことが明らかになったようです。
今後要求されるであろう2国間交渉も、米軍の駐留費用も、集団的自衛権による米国の世界戦略への参加も、日本に関わる様々なことがトランプの思いのままとなっていく、そしてそれを遂行していくのが自らの使命であり、それが自らの延命に繋がっていくと信じているのでしょう。
この政権が続く限り、日本は先進国とは言えません。