中位数年齢
- 2018年03月04日
今日の朝日新聞に「中位数年齢」ということに関連する記事が掲載されてました。
「中位数年齢」というのは、人口がその前後でちょうど半分になる年齢ですが、その「中位数年齢」が後5年で50歳になると言うのです。
少子高齢化社会と言われて久しいですが、気がつかないままに日本の人口分布の真ん中が50歳となるというのは大変ショックですし、社会はこのことが日本にどのような影響を与えるか真剣に考えなければなりません。
新聞は、戦争中も、高度経済成長期も中位数年齢は20歳台であったことにも触れていますが、人口の半分が50歳以上になりながら、今の政府は全てに逆行している政策ばかりのような気がします。
今の若者は、自らの将来が必ずしも幸せになるとは限らないという漠としたな不安を抱き、その結果、結婚もせず、教育費などの負担から子どもを作ろうとしません。
また、貧困の連鎖を断ち切るための様々な支援策にも政府は消極的です。
年金も、支払い年齢を引き上げし、支給年齢を先延ばしにし、介護も施設介護から在宅介護へとシフトし、親の面倒も若者にのしかかります。
そのことに政府はどう答えていくのでしょうか。
そして、戦争の出来る国にするとばかり、憲法9条の改正に血道を上げています。
北朝との関係がおかしくなったら、誰に戦場を任すのでしょうか。
自衛隊員は中位数年齢に満たない方々が多くいます。大事にしなければなりません。
まずは、60才以上の生産年齢から引退した方々に戦場に行って貰わなければなりません。その結果、この年齢の方々にかかる医療費は大きく減少し、年金の支払もが随分と少なくなるでしょう、さらに介護に必要な予算も削ることが出来ます。
中位数年齢の50歳以上の方々が少なくなれば、自ずと中位数年齢は若くなりますし、生産年齢の方々の活躍も活発になるでしょう。
後段は少し冗談っぽく書いてしまいましたが、政府はこの国の将来と年齢別人口分布の相関関係をもっと真剣に検討していかなければなりません。