高橋とおる|北海道議会議員|公式ウェブサイト

　中居正広氏のスキャンダルが連日テレビを賑わしています。

　そしてフジテレビ・港社長の会見のまずさは、目を覆いたくなりました。

　会見では何も明らかにならず、より一層テレビ局の隠蔽体質が露わになったこと、報道からワイドショー、バラエティーからドラマまで、エンターテイメントの主役であるテレビ業界は、その裏で視聴率第１主義によって引き起こされた「ドロドロ」の人間関係や組織運営、そして、アイドルを引き留めるために女性を献上することまで行っていたという虚像と現実。

　中居正広氏のスキャンダルの前には、松本人志がハチャメチャな女性問題を起こしました。取り巻きがちやほやして機嫌を伺うことから、一部の芸能人は自分が何でも出来ると勘違いをしてしまい、取り巻きはそんな芸能人のスケベ心を刺激してつなぎ止める。

　中居氏は「相手とは示談が成立している」ということですが、９，０００万円の慰謝料は破格の値段であり、女性との間で９，０００万円分の何か（？）が行われていたのでしょうか。

　今後のフジテレビによる「日弁連のガイドライン」による第三者委員会が調査を行う事になりますが、その期限は３月末、とりまとめられた内容を注視したいと思いいます。

　しかし、スポンサーが手を引き始めたフジテレビは、それまでどのような倫理観をテレビを通じて視聴者に示すのでしょうか。