中田選手暴力事件
- 2021年08月21日
日本ファムファイターズから「ファンクラブ継続」のお知らせが来ました。
そうです。日本ハムファイターズのファンクラブに入会して、8年になります。
この間、特に贔屓にしていた選手の名前入りレプリカユニフォームを着て、札幌ドームでも結構観戦していましたし、地元函館での公式試合には欠かさず応援に行きました。
そして、函館のファンクラブである「ファイターズクラブ(Fクラブ)」にも入会して、シーズン中はファンの方々と一緒に応援をするのが楽しみでもありました。
そんなファンですから、中田選手の暴力事件はショック意外にありません。
それも、函館で開催されたベイスターズとのエキシビジョンマッチ初日の8月4日ということも、残念でなりません。
私は、5日、6日に観戦に行きましたが、中田が先発メンバーに入っていなかったことが残念でしたが、よもや前日に事件を起こしていたとは。
日ハムでは謹慎処分とされていましたが、電撃的に巨人に移籍、まさかと思いましたが、早速今日の試合から代打で出場していました。
中田選手は、チーム内ではボス的存在で後輩を引き連れて食事をしたり、イジったりしていたことは有名で、典型的な運動部の縦社会を地で行っている選手でした。
この間、後輩の杉谷選手へのイジり(イジメ?)は特に有名で、度を超すこともあり、また年齢で2歳先輩でもある鵜久森選手とは怒鳴り合いのケンカをした事もありました。
私の印象は、とにかく自分が一番でなければ気が済まない性格で、ボスを自認、チーム内でもやんちゃな問題児ですが、不動の4番として打点では群を抜いていましたし、チームの看板選手として人気もありましたから、監督や首脳陣も注意が出来ずにいたのではないかと思っていました。
今年は成績も低迷し、その不振をバットにぶつけたり二軍での調整も思うよういかずイライラが積み重なっていたのかも知れません。
それが爆発したのかどうか、後輩投手を殴ってしまいました。
しかし、その後の球団の対応が納得いきません。
中田選手の謹慎は当然ですが、なぜ、こういう事件が起こったのか球団は調査し報告するべきではないでしょうか。
プリ野球は、野球少年・少女にとって憧れの職業ですから、今回の事件は子ども達に与える影響も小さくないと思います。
スポーツ界は、プロ・アマ問わず体育会系の悪しき慣例が未だにはびこっています。
コーチや監督からの暴力やハラスメント、先輩・後輩の上下関係、1年違えば神様と奴隷と言われる程の扱いをされると聞きます(私は体育会系ではないので経験はありませんが)。
今は、それらの行為が表に出され、改善が徐々に進んでいますが、逆らうことが出来ないまま甘んじている選手や、好きなスポーツを諦めなければならない選手は今も後を絶ちません。
事件に対し毅然と対処する団体もあれば、もみ消しに躍起になる団体もあります。
話は戻りますが、今回の事件をこのままうやむやにする事無く、何が原因でこのような事件が起きたのか、側に居た選手達はナゼ止めなかったのか、監督責任のある立場の方々はどのような処分を受けるのか。
大好きなチームだけに、中田選手を移籍させただけで、後は一件落着という処理の仕方は避けるべきだと思いますし、それがファンへの信頼回復の図るチームの義務だと思います。