中身の無い政治家(ブログ3664)
- 2024年08月18日
自民党総裁選まで約1ヶ月。
岸田氏は、その間、「求心力の無い死に体」の首相と言うことになります。
できれば、任期まで何もしないでいただきたい。
振り返れば3年前、「私の特技は人の声を聞くことである。」と複数のメモ帳を披露しながら記者会見をしたものです。
自民党内にあって、どちらかと言えば穏健でリベラル的な「宏池会」に所属し、政調会長時代は、野党会派にも気配りもしていたことから、国民の声を大事にしてくれるのではないかと期待を抱かせ、強面1強体制の後を受けて首相に就任しましたが、そこから雪崩を打つかのようにメッキが剥がれ本性を現してしまいました。
党内の多数派を気にしながらの政権運営は、安倍氏・菅氏の路線を踏襲するだけ、党内での自分の位置をいの1番に気にするという小心さ、党内の長老の顔色を気にしながらの政権運営、優柔不断で朝令暮改の政策、歴代首相の中でもトップクラスと言われる米国への隷従、内閣支持率に右往左往する日々、地元の広島からも見放される核への固執。
さて、何も中身の無い空洞の岸田首相は、子どもたちの前でついにその本性を露呈してしまいました。
今年の3月、福島県相馬市で開催された「子ども政策対話集会」を訪れた際に、子ども達から「ナゼ、首相になったのですか。」と聞かれ、「日本で一番権限が大きいからです。」と答えました。
政治家であれば、子ども達に「今の日本をこのように変えていきたい」とか「国民の幸せを最大限に追求していきたい」とか、「君たちの未来のために不安の無い社会を残したい。」とか、政治家となった目標を語るべきところだと思いますが、何の苦労も無く政治的目標も持たないまま政治家になったボンボン3世議員ですので、何かをしたくて首相になったわけでは無く、ただただこの国で一番権限が大きい首相でいる事に意味があると思っているのです。実に正直ですと言うか、恥ずかしい限りです。。
はなから(最初から)政治家としての資質には限界があったので、ここに至った以上、総理総裁の継続は無理だと結論を出したのも、それほど悩んだわけでは無いと思います。
※明日から、22日まで委員会での「視察」となるので、その間のブログはお休みします。