丸山発言に道議会決議
- 2019年05月17日
丸山穂高衆議院議員の「戦争」発言が波紋を呼び、国会では辞職勧告決議の扱いを巡り各会派間で協議が行われています。
この問題について、釧路市議会でも30日に全会派一致で抗議のための決議案を可決する模様ですが、北海道議会としても、開会中の臨時会において抗議のための決議を行うために各会派が協議を行っています。
北海道議会は北方領土対策調査特別委員会を常設し、各県に設置されている北方領土返還要求運動都道府県民会議における啓蒙活動に積極的に関与し、北海道の行政区域に含まれる北方領土に関わる諸問題について、これまでも行政や関係機関と密接に連携をしながら返還活動に深く関与してきましたし、元島民やその遺族、隣接地域を中心に実施してきたビザなし交流などに参加して、日ロ友好と在住ロシア島民への理解の醸成にも努めてきました。
その立場からも、今回の丸山議員の発言は議員辞職にも匹敵する許しがたい暴挙であり、道議会の決議としては、かなりきつい内容にするよう起案者に要請をしました。
国会の動きに対し、丸山議員は「決議案が提出されるなら、相応の反論や弁明を行う」と意気込んでいるようですが、反論を行うと言うことは自身の発言に問題が無いという意識の表れで、それこそ大いなる勘違いで言語道断と言わざるを得ません。
「反省だけなら猿でも出来る」ようですが、全く反省が無い国会議員はそれ以下なのでは?。