主体性を取り戻せ
- 2015年03月25日
明日から18日間の知事選が始まります。
北海道の政治を司る知事の主語が「国」なのか「北海道」なのかが問われます。
「それは国に要請します。」、「それは国が決めることです。」、「国は地方に指針を示すべきです。」というこれまでの道政か、「これからは北海道が動きます。」、「それは北海道が決めることです。」、「北海道が国にもの申します。」という新しい道政か、という二者択一の選挙が今回の選挙です。
これまでの12年間は、主体的な取り組みが無く、北海道から発信するものは何も有りませんでした。
いや、沢山あったにも関わらず、光を当ててこなかったというべきなのかも知れません。
例えが適切かどうか判りませんが、国と北海道の関係は、米国と日本の関係のようだと思います。
何をするにも国を頼り、国の意向を伺い、また、TPPなど国の意向に異議がある振りをしながら最終的には国の意向に逆らわない、道民の事よりも国の有利になる選択をする。
これは、何をするにも同盟国である米国を頼り、米国の意向を伺い、TPPなど米国の意向に異議がある振りをしながら、関税などを譲歩して最終的には米国の利権を大事にし、その意向に逆らわない、国民のことよりも集団的自衛権の行使や辺野古移設など米国の有利になる選択をする。
このような米国と日本の関係と同様な、北海道と国と関係を断ち切ることに道民は英断を下して欲しいと思います。