主役はこれからか
- 2018年03月29日
昨日まで、会派の視察に行っていましたので、ブログをお休みしてしまいました。
申し訳ありません。
今回の視察は、再生可能エネルギーについて会派から3班を先進地に派遣、風力、太陽光、地熱、バイオ、水素、蓄電池、地産・地消型エネルギーなどトータルに視察し、今後の北海道再生可能エネルギー推進に向けての提言が出来るように取り組む予定です。
さて、この間、国会では「国による国有地不正譲渡事件(森友事件)」に関わる佐川前理財局長の証人喚問が行われました。
視察の移動時に「ラジコ」で国会中継を聞いていましたが、佐川証人がトカゲの尻尾になりきり、全ての責任を我が身一身に背負い込む答弁が痛々しく感じました。
初手は、自民党の丸川参議がきっちりと予防線を張り「総理の関与は?麻生財務相の関与は?官邸の関与は?政治家の関与は?谷氏の関与は?官房長の関与は?秘書官の関与は?・・・」と全ての関与について質問し、佐川証人からはその全てに関し「ございません」との答弁を引き出し、その後の質問のベースを作り上げました。
また、逢坂誠二衆議が「証人補佐人の弁護士が官邸や与党関係者と接触していないか」と尋ねたは、国民の疑問を代弁していましたが、佐川証人は弁護士に助言を求めた上で「無いと言うことです」と答えました。
この補佐人こそ、甘利元経産相の収賄事件、小渕優子元経産相の政治資金規正法違反(パソコンのハードディスクをドリルで壊して証拠隠滅を謀った事件)の担当弁護士で、二人を起訴から守った方、今回、官邸幹部が人選に関与していることが取り出されています。
全てが作られたシナリオで、見ている観客(国民)は歯がゆく、一層疑問が残ってしまいました。
折しも官邸機密費の情報公開について、その公開が問題視されていますが、穿った見方をすれば偽証で有罪になり退職金の5,000万円がパアーになっても、その代償として1億円や2億円くらいの見返りは官邸機密費で何とでも出来るのではないかと思います。
まだまだこの劇場の出演者は残っています。
主役の昭恵夫人には最高の場を野党が用意してあげなければ、国民は納得しないと思います。