人は願って・・・
- 2014年10月12日
今日、「立正佼成会函館教会発足55周年記念式典」に出席し、本部布教相談役:鈴木啓友氏の講話をお聞きしましたがこの中で、「人は願って生まれてくる」という言葉が印象に残りました。
今まで、良い親子関係では「生んでくれて有り難う。」「あなたが私たちの子どもで良かった」、逆の場合は「生まれて来なければ良かった」という言葉を聞きます。
「人は願って生まれてくる」というのは、生まれてから死に至るまで、どのような境遇に置かれようが、そのことを願って生まれてくるということなのか。
詳しくはお話が無かったので、自らが考えなければなりませんが、その境遇に置かれることを願っていたとすれば、何があってもそれは他人せいではないのであって、自らがそのことを受け止め、その中で幸せになるように努力するということなのか。
しかし、苦を自然体として受け止めるにはまだまだ人間が出来ていないと未熟さを感じる言葉でもありました。