人権弾圧と五輪
- 2021年03月23日
アラスカのアンカレッジで行われた米中外交トップ会談は、先のブログでも掲載しましたが、お互いの主張は相容れず、理解を深めること無く終了しました。
しかし、中国が行っている新疆ウイグル地区への人権問題や香港への同化策、台湾の主権問題等については、世界の民主国家から懸念の声が絶えず、米国や欧州国等は、新疆ウイグル地区への人権弾圧に対し、一斉に制裁を打ち出しました。
そんな中で来年は北京冬季オリンピックを迎えます。
オリンピック憲章には「人種、宗教、政治、性別、その他の理由に基づく国や個人に対する差別はいかなる形であれ、オリンピック・ムーブメントに属する事とは相容れない。」とあります。
中国は、これらの問題を内政問題であるとして、他国の介入を許さない立場を取っていますが、来年の冬季五輪開催までに世界が納得し、五輪開催にふさわしい国として評価されるのでしょうか。