背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

今度は確定申告(ブログ3679)

  • 2024年09月06日

 さて、次は「くしゃオジさん」の河野太郎氏です。

 人の話は聞かず、気に入らなければ「次の質問どうぞ」と受け付けず、同じく「そんなことは話す必要がない」と無視し、デジタル担当相になってからは目立ちがりやの本領を発揮し、行政内部での印鑑の廃止で気を良くしたのか、「マイナカード」の強制的な推進、評判が悪いと2万円を支給するからと言う悪手に手を染め、それでも取得しない国民が多いことから、国民全員が持っている健康保険証の廃止を強行してまでも「マイナカードへの保険証紐付け」を行ってメンツを保とうとしています。

 この方が総理総裁になった場合、先ず、彼との記者会見は成り立たないでしょう。

 一方、今回、総裁候補として記者会見を行った時に、記者から裏金問題に質問が及び、河野氏は裏金を返還すれば、それで終わりとするという内容を発言しました。

 本当出来るのでしょうか、二階氏はこの間5億円を手にしていますし、茂木氏も3億2,000万円です。麻生派は裏金とは縁が無いと豪語していましたが、上手の手から水が漏れてしまい、元衆議の秘書が裏金について認めました。大丈夫ですか河野さん。

 その河野氏がこの度ぶち上げたのが、年末調整を廃止して全ての国民に確定申告を求めるというものです。

 「マイナンバーカードで確定申告を行えば簡単で済む」と言うことを前面に出し、返還分は口座に振り込むとして口座を指定させる。

 雑所得以外は自動計算となり、確定申告は手間いらずで出来るようになると河野氏は話していますが、ここから始まって口座の名寄せに結びつけて、国民の所得とさらには資産を把握し、課税対象を広げるつもりだと言うことに国民は気がついています。

 さらに、海上自衛隊に原子力潜水艦(原潜)を配備し、米・英・豪の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)への加入にも言及しました。

 7月31日のブログにも、<海上自衛隊は「いずも」、「かが」の本格的空母への改修と併せて、無寄港・長距離航行が可能な原子力を動力にする艦船も視野に入れている。」と記載しましたが、案の定、防衛相を経験した河野氏に耳打ちしたのかもしれません。

 原潜の配備と言えば、1988年から雑誌「モーニング」に連載されていた、かわぐちかいじ氏の「沈黙の艦隊」が思い起こされます。米国の第7艦隊に所属する目的で、日本が極秘裏に製造した核弾頭搭載型原潜「やまと」が、海江田艦長の独断で米海軍から離脱し、単独で海中深く潜行しながら米露の攻撃を巧みにかわし、積載していない核弾頭の発射をおとりとしながら世界各国の為政者に核廃絶を求めるという物語です。核を搭載していなくても「核の脅威」を示すことが出来、それを世界平和に利用したのですが、河野氏の考えは真逆のようで、より米国の戦略に深く入り込もうという事のようです。

 何かここまで書くと、政権第1党の自民党総裁候補者の皆さんに希望が持てる方はいるのだろうかと暗い気持ちのなってしまいます。

 さて、自民党の事だけを書けば、それなら立憲はどうなんだと言われますので、そのうちに掲載させていただきます。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.