他国以下の扱い
- 2022年01月12日
新聞赤旗は1面で<海外に赴任する米兵の輸送などを担当する米航空機同軍団(AMC)の資料によると、米軍は少なくとも昨年12月時点で出国72時間前の検査を義務づけ。具体的な行き先として韓国鳥山空軍基地や英領ディエゴガルシアを例示し、さらに、米国本土に戻る場合も、出国24~72時間前の検査を義務づけている一方、日本の嘉手納基地、岩国基地を目的とする場合、検査は「不要」と明記している。
米軍が、少なくとも他国並みに出国検査をしていれば、(沖縄が過去最大の感染爆発と医療崩壊等を招いた)こうした事態を防ぐことができた。このような杜撰な対応の背景にあるのは、日本による検疫を除外した日米地位協定だ。>という記事を掲載しました。
先般のブログでも<同内容の地位協定を結んでいる韓国では、感染拡大に伴う韓国の水際対策に沿って、在韓米軍に対し12月3日から入国直後の米軍関係者に入国初日と1週間後の2回、PCR検査を義務づけ、それまで容認していた自宅と職場の移動も禁止しています。日本の異常なまでの米軍庇護、そしてその犠牲者が日本国民なのです。>と記載しましたが、もはや、日本と米国の関係は同盟国などという目くらましでは説明できないものであり、「永続敗戦国であり植民地である日本と、永続戦勝国であり宗主国である米国」という言い方が、全てをあわらしているのでは無いでしょうか。
政権の生殺与奪をも掌握している米国、独立できない日本の所以だと思います。