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任せられない進次郎君(ブログ3686)

  • 2024年09月13日

 進次郎氏の「政治改革」、「聖域無き規制改革」、「人生の選択し拡大」・・・「3つの改革を1年以内にやります」と豪語しています。

 しかし、「聖域無き規制改革」の中で打ち出した「労働市場の本丸、解雇規制を見直す」という政策は、これまで以上に雇用の流動化を招く事になりますし、何より雇用を金銭で打ち切ることを容認する社会は、労働者の生殺与奪権を経営者が握ることになる権力最優先の社会となります。

 進次郎君は、解雇された労働者にはどのような政策を用意するのでしょうか。

 まさか、勝手に解雇を容認していながら、あっとは「自己責任」と言うことではないでしょうね。新自由主義も徹底すれば、労働者の不満は経営者に向かってきますし、政治に向かいます。

 社会は、高度な知能と技術を要する方々だけで構成されているわけではありません。

 終身雇用から「スキルを活かした転職」などと耳に心地よい言葉でごまかした結果、本の一握りの方だけが高額・富裕層となり、格差は止まることがありません。

 派遣労働者は低所得のままに置かれ、子どもの貧困はクラスの2割にもおよび、夏休みの延長は給食が無くなることから子どもの食事の回数にまで影響をきたし、低所得の世帯では夏休みをなくして欲しいという「切実な声」を寄せています。

 政治とは、これらの方々に光を当てることを第1義とすべきですが、進次郎君は生まれたときから「銀の匙」を持っていましたし、民間で仕事をしたことも無く父の七光りをたっぷり受けながら今日に至っています。

 この方が、簡単に「解雇規制の緩和」などと言うことを口に出すべきではなく、政治に身を置くならば、社会を底辺で支え、欠くことの出来ないソーシャルワークをしてくれる方々を大事にすべきですし。そうでなければ日本の雇用社会は崩壊してしまいます。

 この1点を捉えてみても、進次郎君に日本を任すわけにはいきません。

 どこか地方の零細企業にでも勤めて「ぞうきんがけ」から修行してください。


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