党職員全員にPCR検査
- 2021年01月21日
ヤフージャパン・ニュースによると、1月29日の日刊スポーツ紙に「自民党が新型コロナウィルス感染防止策として党本部の全職員にPCR検査を行っている」と報じられたことを掲載しました。
検査の過程で職員1人に陽性が判明。この職員は自宅療養しており、濃厚接触者も確認されていないとのことです。
一見、予防措置として賢明な対応をした様に思われますが、果たして国民はどのように感じているのでしょうか。
無症状者や軽症の感染者は入院どころか宿泊料用施設にも入れずに自宅待機を余儀なくされていますが、石原伸晃元自民党幹事長は無症状にも関わらず即入院し、上級国民と非難されました。それだけではなく、自分たちは別だと言わんばかりに後援会80人の政治資金パーティーを開催したり、会食は必要だと8人でのステーキ会食、午後8時までのルールを無視しての深夜のクラブはしご、そんな親分達を見ている子分の公設秘書達によるカラオケでクラスター認定とやりたい放題。
理解しがたい行動を取っていた方々が、今度は、国民が受けたくても感染の疑いが無ければ受けることの出来ないPCRを、自分たちの党関係者に行ったという信じがたい行動です。
仮に、党が経費を支払い民間の有料検査を行ったとしても、国民を置き去りにして自分たちだけが安心を手に入れていたことは非難されるのではないでしょうか。
ましてや公費で行っていたならば、如何ともし難い思考回路だと思います。
菅政権は、「PCR検査は誤判定がある。検査しすぎれば擬陽性者が増え、医療崩壊の危険がある。」と、広範なPCR検査に否定的だったはずです。
ここでも、矛盾だらけ言動が露見しました。