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党首のスキャンダル(ブログ3741)

  • 2024年11月11日

 とんでもないニュースが飛び込んだものです。

 国民民主党の代表である「玉木雄一郎氏」が、39歳のタレントと不倫を重ねていたことが「FLASH」のウェブ記事に掲載されて、国民民主党近辺は嵐が吹き荒れています。

 今日は特別国会が召集され、午後から首班指名選挙が行われることになっており、国民民主党は1回目も決選投票でも党首である「玉木雄一郎氏」に投票すると決めていましたが、当然のことをして議員総会を開催し、党首のスキャンダルに対して玉木氏の代表辞任と首班指名の記名について協議を行いました。

 しかし、党首は続行、首班指名は玉木雄一郎と記載することを決定しました。

 本来であれば、玉木氏は自ら党首辞任すべきですし、それが公党の代表としての責任の重さでは無いかと思います。しかし、玉木氏は自ら党首を辞せず、議員総会に全てを任せました。それは党首として正しい判断なのでしょうか。しかし、国民民主党の議員達は、スキャンダルにまみれた党首を、今後も党首として続行させる判断をしてしまいました。

 また、首班指名でも玉木雄一郎と記名したのです。

 つまり、国民民主党の議員達はスキャンダルにまみれた党首を、日本の首相に相応しいとして本会議で記名したのです。

 国民民主党の議員総会ではただ一人の発言も無かったそうです。国民民主党は党首だけでは無く、所属議員も国政に関与するという責任と覚悟が無いことが明らかになりました。

 これから、玉木氏はどのような顔で国民の前に出て、どのような言葉で国民に語りかけるのでしょうか。果たして玉木氏のどちらが実像でどちらが虚像なのでしょう。

 彼の政治家としての命運は尽きたと思います。

 一方、なぜ、首班指名の今日にスキャンダルが明らかになったのか?

 「内閣情報調査室」、聞いたことがあるでしょうか、俗に「内調」と呼ばれる組織です。

 過去には、文科省事務次官の「前川喜平氏」が、森友・加計学園の忖度案件に対し、当時の安倍晋三氏に対して毅然として対峙した時に、前川氏が「出会い系バー」に通っているとして、スキャンダルを作り上げたのが「内調」です。

 結局、出会い系バーのホステス達の証言で、前川氏は自費で若いホステスの悩みを聞いてその解決に尽力していたことが明らかになりました。

 今回の玉木氏のスキャンダルも、タイミングが首班指名の日で多くの国民の目を引く日にFLASHが公表しました。

 玉木氏は、国会でのキャスティングボートを握り、自民党にとっては今後も喉に刺さった小骨のように、気にしなければならない存在となり、それも本人が有頂天になっている事を、与党として「良し」としないという裏側の意味合いがあるのではないかと私は思います。

 さて、皆さんは今回の事件をどのように評価するでしょうか。


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