公開方法工夫支出(ブログ3775)
- 2024年12月15日
しょせんは無駄な抵抗でした。
今回の臨時国会の、目玉である政治改革法案の改正について、自民党は当初、政策活動費の廃止を求める野党に対し、「廃止に反対」し、使途の公開を義務化するとの考えをしましましたが、使途の透明化においては、「外交上の秘密や企業秘密等を害する場合は支出先を非公開に出来る」という例外規定、すなわち「公開方法工夫支出」を盛り込むことに固執していました。
しかし、この場合。第三者機関の審査が必要となり、領収書や明細書の写しの提出をしなければならず、第三者機関に認められれば、監査報告書を作成して公開、領収書などの保存期間も3年間。
政治改革法案については、国民民主、公明も自民党とは1線を画しており、自民党案は成案をみることが難しい事から、「非公開支出」を諦めることになりました。
あくまでも秘密の部分を残すことが諦められない自民党。これまで、常に秘密の支出をしてきた自民党の文化は、終わりに近づいて来た様です。