冬季五輪の世論調査(ブログ3103)
- 2023年01月10日
道新が行った「札幌冬季五輪招致」に関する世論調査の結果が発表されました。
その結果、反対・どちらかと言えば反対が67%、賛成・どちらかと言えば賛成の33
%となり、反対が賛成の2倍となる結果となりました。
秋元市長は、今年の秋に大規模な調査を行うことを発言しましたが、今回の結果は市長の招致活動にも大きな影響を与える事になると思います。
一方、札幌塩議会は、自民党・公明党・民主市民連合(立憲系)の3会派が市民から要望のあった住民投票条例の制定要請を否決してしまいました。
問題は、この世論調査を引きずった春の統一地方選挙です。
自民党と公明党の支持者は賛否がほど拮抗、立憲民主党と共産党の支持者は8割が反対という結果を市議会議員に立候補する方々がどのように自分の考えを市民に訴えるのか。
秋元市長も市議会も札幌五輪招致を争点にはしたくないと思いますが、既に市長選挙には札幌冬季五輪招致反対の立場で元札幌市市民文化局長だった高野馨氏が立候補を表明していますから、当然のことながら札幌冬季五輪招致は選挙戦の大きな争点となってくるでしょう。
札幌市議会の立憲の会派の方々は、支持者の反対をどのように受け止め選挙戦を戦うのか、厳しい選挙戦への船出となります。