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冷静な対応を

  • 2022年02月28日

 ヒトを見る目が無いというか、コロッと欺される単細胞とでもいうのか、「ウラジミール、シンゾウ」と呼び合って8年間、ただただ相手の術中にはまり、手の上で遊ばされていた姿が今になっては滑稽です。

 そのノー天気な方が、「ベルギーやドイツなどNATOに加盟している国には、米国と核兵器を共同運用している(自国内に核を配備している)国もある。」、「様々な選択肢を視野に入れ議論すべきだ。」、「世界の安全がどう守られているか議論をタブー視してはいけない。」とテレビ番組で主張したようです。

 ウクライナ情勢を都合の良い理由にして一気に軍備を増強し、持論でもある日米一体化を目指そうとするかのような発言を始めました。

 2度も総理の座に就きながら2度とも投げ捨てた方が、プーチンに良いようにあしらわれた方が、既に政治家として終わった方が言うべき言葉では無いと思います。

 終わった方は「顧みて問われれば」という立場で、現役に尋ねられた場合のみ謙虚に助言をする。と言うことに徹すべきです。

 ブラックホールのような岸田氏、「全ての選択肢を排除しない。」ことが決まり文句の岸田氏は、何も深く考えること無く「核の国内配備」を問われれば「全ての選択肢を排除しない。」と答えるでしょう。

 その言葉は危険な言葉であり、ロシアだけでは無く中国や北朝鮮を必ず刺激することになるでしょう。

 プーチンは、対抗策として北方4島に核を配備すると言い始めるかも知れません。

 今、この事態に対し、国のリーダーは冷静にならなければなりません。

 戦争を始めた国に対しては毅然と対峙する熱い心を、難民とならざるを得ない方々には温かい手を、今後の自国の安全保障の進め方については冷静な目を持つことが求められます。


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