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初登庁挨拶

  • 2015年04月16日

 知事が初登庁し、会議室に集まった幹部職員に対し、そして、テレビ中継等を通じて全職員への挨拶を行い「3期12年の単なる延長と考えていない。人口減少問題に大胆に挑む。道庁が変わったんだと感じてもらえるような、新しい道政を共に進めていって欲しい。」と述べた事が新聞に掲載されていましたが、皆さんはこの挨拶記事を見てどのように感じたでしょうか。

 とりわけ後段の、「・・・道庁が変わったんだと感じてもらえるような、新しい道政を共に進めていって欲しい。」というくだりですが、これは現知事から新しい知事に代わり、その新しい知事が職員に伝えたのなら、「新しい知事になったんだから、職員の皆さんもこれまでの道政から脱却して新しい道政を進めて欲しい。」と、その決意を職員に伝えているのだと受け止めることが出来ますが、すでに3期道政を担ってきているリーダーの言葉だとすると、開いた口が塞がりません。

 ご自身が「これまでの道政は何も変化のない硬直したものだった。」と認めているものであり、天に唾する言葉ではないでしょうか。

 この方はこれまでの12年間を、ノー天気にまったくの他人事として捉えているのか、それとも、硬直している道庁であったことを素直に認め反省しているのか、どちらでしょうか。

 どちらにしても、これが「高橋はるみ知事」なのだということを、今更ながらに感心させられる挨拶でした。


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