前川の次は山本?
- 2019年08月05日
日刊ゲンダイに、「これから始まる山本太郎つぶし」という記事が掲載されていました。
今回の参議院選挙で台風の目となりながら、マスコミでもほとんど取り上げられなかった「れいわ新選組」が228万票を集め、比例で2議席を確保、次の衆議院議員選挙には100名を擁立するとはなし、徐々に野党共闘の中心人物となってきた山本太郎氏について、安倍晋三氏がかなり気にしているとか。
当然、安倍晋三氏が「気にしている」というようなことを口に出すと、そのブレーンたちはすぐに忖度し始めます。
加計問題で官邸に盾ついた前川喜平元文科事務次官が、すぐに読売新聞に「出会い系バー」通いを記事にされた記憶は皆さんにとっても新しいものだと思います。
その記事の深堀り取材をした記者が、前川氏があっていた出会い系バーのホステスを取材したところ、バーではお酒も飲まず彼女の悩みごとについて親身に相談に乗っていたことが事実だということが判りました。
先般、映画「新聞記者」を見てきた感想をブログで掲載しました。
その中でも触れていますが、官邸内にある組織「内閣情報調査室(内調)」が、24時間365日、政府の方針に異を唱える個人のメール、電話、カード使用歴、健康調査、家族関係などなどを調査し、必要とあれば、それらのデーターを元にフェイク(偽)の情報を作り上げ週刊誌などにリークするやり方が映し出されていました。
そして、前川氏の次に山本氏が狙われることになるのではないかと気になります。
官邸周辺では、山本太郎氏のイメージを悪くしようと、徹底的にネガティブ情報を集めているとか。
言葉を換えれば、それほどや山本太郎氏のことを安倍晋三氏が気にしているということになります。
それなりに人生を続けている道程において、全てに非の打ちどころがなく完璧な人間など無に等しいと思います。
これから出てくるかもしれないスキャンダルは、その記事を書いた出版社が官邸とズブズブの関係であるという証拠かもしれません。