副議長就任
- 2019年05月20日
今日午後から開催された道議会本会議におきまして、第34代副議長の選出されました。
道南地区から選出された道議会の議長・副議長は明治34年の北海道会から数えて10人目だそうです。
ちなみに此までの歴代議長・副議長は
∴北海道会
◇初代議長・平出喜三郎氏(函館区、現平出陽子道議会議員の祖父):明治34年10
月~1年間。
◇第5代副議長・小橋栄太郎氏(函館区):明治40年11月~1年間
◇第9代議長・松下熊槌氏(函館区):大正6年10月~3年間
∴北海道議会(地方自治法施行後)
◇第4代副議長・岩田留吉氏(渡島支庁):昭和34年5月~3年2ヶ月
◇第10代副議長・岡田義雄氏(渡島支庁):昭和46年12月~3年5ヶ月
◇第11代議長・佐々木豊氏(渡島支庁):昭和52年7月~1年10ヶ月
◇第19代議長・桜井外治氏((函館市):平成5年6月~1年10ヶ月
◇第22代副議長・小田原要四蔵氏(檜山支庁):平成7年5月~2年2ヶ月
◇第28代副議長・平出陽子氏(函館市、現職):平成21年6月~1年10ヶ月
歴代の錚々(そうそう)たる方々の仲間入りが出来たことに身の引き締まる思いです。
副議長に就任するにあたっての抱負は以下の通りです。
<地方自治をさらに発展させ、地域の責任の下に地域が決定する地方分権型社会を求めて行くことは、執行機関である知事と議決機関である議会の責務だと考えます。
その責務を自覚し、私たちは情報公開と説明責任に力を注ぐと共に自らの研鑽と不断の改革に努なければなりません。
そして、議員の皆さんが、その責務を実践するための環境を整備することが、私達議会を代表する議長・副議長の任務だと思っております。
道政はIRカジノ、JR赤字路線、泊原発を含むエネルギー問題、TPP・EUEPA・米国とのFTAに関わる農産物への影響、丸山衆議院議員発言を含む北方領土問題、人口減少問題等々、多くの課題が山積している中、新しい鈴木知事の下どのような道政が行われるのか、そして、歴史ある議会庁舎と新しい議会庁舎にまたがる期に道議会議員として選出された私達がどのような議会運営を行うのか、 道民の多くは道政と道議会を注視しています。
このことを十分に認識し、この転換期を機にこれまでの歴史を重んじつつ、道議会に新しい風を吹き込む機会としてとらえ、道民に開かれた道議会を目指してまいりたいと思います。
私達は、平成21年に各派が推薦する議員を構成員として「北海道議会基本条例」を取りまとめました。
この条例を遵守し、一つずつ実現する事で道民と議会の距離は確実に近くなるものと信じています。
改めて議会基本条例に沿った議会運営と民主的な議会運営に力を尽くして参りたいと思います。>