背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

北部訓練場返還式

  • 2016年12月24日

 沖縄の米軍北部訓練場総面積約7,500ヘクタールの内、約4,000ヘクタールが返還されることになり、返還式典が挙行されました。

 日本側の出席者代表は、沖縄辺野古新基地建設の責任者で、これまで沖縄県に対し様々な嫌がらせを行ってきた張本人、沖縄基地負担軽減担当相・菅官房長官と、菅官房長官の言いなりで自らは何も判断出来ない、言動不一致の泣きべそ大臣・稲田防衛相。

 米国側の出席者代表は、偉大な父の七光りにすがっているケネディー駐日大使と、事故を起こしたオスプレイの操縦士に感謝しろ発言をした上から目線のニコルソン在沖縄米軍四軍調整官です。

 沖縄の米国植民地化を推し進めている役者がそろいました。

 沖縄米軍北部訓練場を空撮したパネル写真を米軍が贈呈し、それを歴史的なことだと嬉々として受け取る日本側代表。

 何かおかしいと思いませんか、沖縄は日本の国土であって米国のものではありません。

 当たりまえのようですが、米軍は「これまでの日本と沖縄の協力に感謝します。沖縄の県民の皆様に心身共にご迷惑をおかけしてきましたが、今後は、沖縄にある米軍基地について、一刻も早く県民にお返ししたいと思います。」という言葉が添えられるべきであるのに、「返還する変わりに高江地区にヘリパッドを6カ所用意しろ」とは何事でしょうか。

 そして「普天間基地を返還するのだから、新しい基地・辺野古を速やかに用意しろ」とは何様のつもりなのでしょうか。

 しかし、これからも日本国政府は沖縄の民意を無視しながら、相変わらず「もみ手」で米国に胡麻をすりつづけていくのでしょう。

 なぜなら日本は米国の属国であり、沖縄は植民地なのですから。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.