北電の営業利益増(ブログ3296)
- 2023年08月01日
北電の4月から6月の四半期の営業益が、対前年同期比で3.8倍になり、純利益は3.3倍の346億500万円だったことが明らかになりました。
北電は、火力発電の燃料費が高騰したことを理由に、他の電力会社7社と共に値上げを国に申請、6月から電気料金の値上げに踏み切り、その結果が利益増へと繋がりました。
そして、私たちは家庭用の電気代が平均で23.22%値上がりし、料金請求書の金額を見てはため息ばかりとなっています。
知り合いのコンビニのオーナーは、電気代だけで月20万以上も値上がりしたことを嘆き、客が来ないのに24時間営業をしていることを見直したいと嘆いていました。
コンビニの問題は、セブンイレブンという形態が始まったときから様々な問題があり、私も、ユニオンメンバーのオーナーさん達と様々な活動をさせていただき、国会でも私たちが全道で行ったオーナーへのアンケート調査結果を基に質問もしてもらいました。
コンビニの問題はまた今後にして、本題である電気料金ですが、原油などの価格変動は今後も先が見えず、「燃料費調整額」がこれからも上昇するのが不可避なら消費者が自己防衛しなければ、今後も生活が圧迫されるのは明らかです。とはいえ、節電も限界があります。
電気事業者は国策会社です。問題があれば政府から支援が得られますが、黒字になっても消費者に還元が無いというのでは、筋が通りません。
透明性のある財務運営で、きっちりと説明すべきでは無いでしょうか。