卑小な大統領(ブログ3812)
- 2025年01月22日
テレビで映し出された公開の場での大統領令への署名、その署名に使用したペンを会場に投げ込むトランプ氏、まさしくエンターテインメントのパフォーマンスそのものです。
また、そこで署名した大統領令は実に馬鹿げた内容ばかりのものでは無いでしょうか。
「MAGA⇒メイク・アメリカ・グレート・アゲイン⇒偉大なアメリカを再び」、トランプ氏は「偉大」という言葉をどのように理解しているのかは、大統領令や演説などで十分に理解できます。
つまり、「米国だけが栄えれば良いのであって、世界中の他の国がどのような状況になろうが知ったこっちゃあ無い。」と言うことなのでしょう。
人はそれを「偉大」とは言いません。「卑小」とよぶのです。
「偉大」とは=優れていて尊敬に値する立派なさま。
「卑小」とは=取るに足らないちっぽけなさま。
就任後のトランプ氏の支持率は49%だったそうです。アレ?過半数にも到達していない。なるほど、就任演説で米国民も少しは気がついたのか。
バイデン前大統領の就任後の支持率は68%、共和党から選出されたトランプ氏の前のブッシュ元大統領は61%でしたから、相当低い支持率です。
今後、様々な公約(?)を実行していく度に、トランプ氏の支持率がどのように変化していくのでしょうか。2年後には「中間選挙」が待っています。今は上下両院も共和党が過半数を占めていますが、中間選挙で共和党が敗北すればトランプ氏はレームダックを起こすかも知れません。米国の内政干渉ではありませんが、私の希望としてはそうなることを祈ります。
私は、トランプ氏の心に入り込めませんから、これは全くの想像ですが、トランプ氏は現実的な「世界征服」でも考えているのかと思っています。
自らの保身の為か野心のためか分かりませんが、トランプ氏に迎合しているそして、その側に「ピトッ」とくっ付いているIT産業のCEO達は、ただただ「家来」になりたいだけの方々で、「卑小」にくっ付く「しもべ」に見えてしまいます。また、その中に「孫正義氏」の姿を見たとき、なんとも言えない嫌なもの見たような気になってしまいました。