危機感覚ゼロ
- 2017年04月29日
北朝鮮の暴発危機が叫ばれて少しばかりの時間が経過しました。
25日がXデーとされていましたが、核実験や弾道ミサイル発射実験も行われず、平穏の内に25日が過ぎました。
安倍晋三は、国民に危機を煽り、自衛隊艦船には空母カール・ビンソンとの共同訓練を実施させる一方、国のホームページには「北朝鮮から攻撃を受けたら物陰に隠れて地面に伏せましょう」と愚にもつかない避難方法を掲載しています。
自身は、27日から30日までロシア、ドイツ、イギリスなどを外遊、たいした成果も上がっていません。
そうこうしていたら、29日に北朝鮮がまた弾道ミサイルの発射実験を行いました。
この実験は、ミサイルが北朝鮮国内に落下したことから失敗に終わったようです。
我が国は総理大臣不在のまま国家安全保障会議が開かれ、強く抗議をしましたが、安倍晋三は、帰国後の30日に電話による日米首脳会談を行うというノー天気ぶりです。
だいたい、これだけ北朝鮮の危機が迫っていると国民を煽っていながら外遊すると言うこと自体、非難されるべきものであり、しかも外遊中のイギリスにも電話は有るでしょうから日米首脳会議を即刻行うと言うのが危機管理であり、総理大臣の責務ではないでしょうか。
押っ取り刀で、帰国してから対応するという行動が全てを物語っています。
北朝鮮危機は本当なのか、共謀罪を成立させるための手段なのか、森友事件に蓋をするための方便なのか、よく分かりません。
また、先日と今回のミサイル実験は共に失敗でした。
米国のサイバー攻撃が功を奏したとも受け取れますが、どうなのでしょう。