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原則を堅持し妥協を恐れず

  • 2017年09月28日

 希望の党との合流が少しずつ見えてきました。

 中身は希望の党と民進党が合流するのでは無く、民進党が希望の党に飲み込まれる、小が大を飲み込む合流という事のようです。

 前原代表が小池氏に頭を下げたこと、小沢代表の自由党も合流すること、連合の神津会長も前原・小池会談に同席して希望の党を応援する確約をしたこと、憲法観について候補者を選別をする事、反自民・反共産であること、小池氏が代表に就任すること等々。

 昨夜の民進党参議院議員会では、反対の声も多く紛糾した様ですし、今日13時半からの両院議員総会では、前原代表への更迭論まで出るのでは無いかとの情報もあります。

 地方の議員も巻き込む今回の合流劇ですが、これは野党の大きなリセットとなります。

 大きな政治のうねりは、これまでも自民党・社会党・新党さきがけの「自社さ政権」、その後の新進党、野党連携の旧民主党政権などを経験してきました。

 今回も大きな政治改革であるとするならば、改革には痛みが伴うものです。

 また、全てが一致する事は難しいもので、より重要な政策が実現出来るかで考えることも出来ます。

 今回の衆議院選挙では、安倍晋三1強体制でゆがめられた国政を是正するために安倍政権を打倒すること1点で力を結集する事が喫緊の課題です。

 社会党の元衆議院議員・塚田庄平氏が「原則を堅持し、妥協を恐れず」という明言を残してくれました。

 まさしく原則は、「国民主権・基本的人権の保障・平和主義」そして脱原発などです。

 そのための一時的な妥協を恐れることは無いと思います。


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