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参院世論調査

  • 2019年07月07日

 4日に公示となった参院選挙ですが、初めての週末になった昨日、時事通信社が世論調査を行った内容について報道がありました。

 「与党が過半数を超える勢い」という見出しが大きく書かれ、多くの国民はやっぱり与党が強いのかという思いになったと思いますが、野党は今回の選挙で参院の過半数を獲得し、衆参のねじれを作り上げるまでの議席を獲得するとは思っていないと思います。

 できれば、そういう状態になってくれればそれに越したことはありませんが、今回の参院選挙では、安倍晋三氏が頑なに成し遂げようとしている「改憲」を阻止するために、まずは参院の与党三分の二を崩すことが大きな目的です。

 そのことによって国民の安倍1強支持は着実に後退しようとしていることを明らかにし、安倍晋三氏の求心力の低下へと結びつけることで、10月からの消費税増税や年金問題などについて、国会議論を避けられない状況にする。

 そして、アベノミクスの失敗や憲法違反の安保法制などを強行採決の他、官僚にはびこっている忖度政治、安倍に近いお友達や大企業だけが甘い汁を吸い、国民の生活を顧みない内政と、トランプオンリーで世界の信頼を失う外交という今の与党体制の膿を白日の下にあぶり出し、解散に持ち込み、衆議院も与党議席三分の二を崩すこと、そのための今回の参議院選挙だと思います。

 与党は参院における改憲に必要な三分の二、164議席を確保するために必死ですが、そのためには非改選の79議席と、今回の参院選でプラス85の議席が必要となってきます。

 この85議席の1議席でも欠ければ、三分の二とはなりません。

 問題は、改選数124の過半数である62議席の攻防ではないということです。

 しかし、そうは言っても、極力与党を62議席に近い数字まで追いつめるべきだと思います。そのために、野党は結束してより多い議席を獲得することに全力を投入していかなければなりません。


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