口先だけの無責任
- 2016年05月05日
嘘をつくことに何の痛痒も感じず、騙される国民がバカなのか、とでも言いたげな安倍晋三の顔を見る度に怒りがこみ上げてきますが、先般、御年101歳になるジャーナリスト「むのたけじ氏」のコラム「たいまつ」にありました一説、「首相のお手柄?世を変えた」に書かれていた安倍晋三のウソに少し手を加えて見ました。
安倍首相の政治手法は一貫している。
問題提起の前半は美辞で飾って、後半に本音を出す。(ここまでは原文のまま)
・「知る権利も報道の自由も保障する」は「特定秘密法と放送法第4条による停波」。
・「積極的平和主義」は「安保法制による同盟国への武器供与、兵站行為及び集団的自衛 権の行使、自衛隊の武器使用、積極的な武器の輸出」。
・「1億総活躍」は「GDPを600兆円にするために、労働者不足を女性で補う」。
・「家族の助け合い」は「介護は行政に頼らず家族で行う、子育ては祖父母の協力で、そ のために3世代同居家屋への建設費用助成」。
・「TPP:農水産物5品目は聖域化、情報の開示」は「農水産製品全てが課税対象で決 着、交渉過程は秘密」。
・「辺野古基地建設和解」は「唯一の解決策であり、譲らない」。
・「アベノミクスで景気回復」は「3年経っても成果が現れないのは、家尾財政策の失敗ではなく中国経済原則と原油価格のせい」。
まだまだ有るでしょうが、一番の問題は、何か問題が有ると「私は総理大臣であり、全ての責任は私にある」と言っておきながら、責任を取ったことは一度もないことではないでしょうか。