同じ穴の狢
- 2017年03月06日
先日、福岡県警の男性警部補2人が強制わいせつ容疑で書類送検されたことが報道されました。
1昨年に行われた「飲み会」で、10数人の男性職員が婦人警官に襲いかかり、警部補2人が婦人警官を羽交い締めにしたり身体の上に乗ったりした時に、巡査部長らが婦人警官の足を押さえるなどをしてわいせつ行為を幇助したということです。
警察という組織の中で起きた、嘆かわしい事件です。
先に、千葉大医学部学生・研修医が集団レイプした事件が世間を騒がせました。
お酒を飲ませて酔わせ、酩酊状態にして集団レイプにおよんだものですが、エリートと言われる医学生が行った忌まわしい事件として記憶に新しいわけですが、今度は、警察官が行った集団わいせつ事件です。
取り締まる側が同じような事件を起こしている、そして、それが組織を守ることを至上命題としている警察であり、なかなか表面に現れない事案です。
今回の事は、セクハラが横行しているという内部通報が相次いだ事から内部捜査をした結果、浮上したものですが被害者はなかなかこのことを相談することも出来ずにいたものと思います。
一部の人間の不始末とは思いますが、国民の警察不信を増幅させたことは間違いないと思います。