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呉越同舟?

  • 2014年08月14日

 自・公与党で閣議決定された「集団的自衛権の行使容認」が自民党と公明党では全く違う解釈にたっているのか。

 今日の道新に、山口那津男公明党代表のインタビュー記事が載っていましたが、これを読んで、冒頭の感想を持ったのは私一人ではないと思います。

 国民の大多数は、7月1日の閣議決定以降のアベシンの言動から、年末の日米防衛協力指針(ガイドライン)の見直しに関わる集団的自衛権の位置づけは、米国と他国の戦いに日本が組み込まれていく事が主流となると認識しています。

 現に同じ今日の道新の記事に、アベシンが「日米同盟の関係で起こりえる事態については武力行使の要件に当てはめる可能性が高い。」と述べていること、また、デニスブレア元米太平洋軍司令官が日本の集団的自衛権の行使容認について「もっと大きな貢献を世界で果たしてもらうこと期待している。」という記事を掲載しています。

 山口代表は、インタビューで「閣議決定や7月14日・15日の衆参両院の予算委員会での政府答弁で、いわゆる集団的自衛権の行使は認めていない事がはっきりした。」「自衛隊が湾岸戦争やイラク戦争のような戦闘に参加しないことも明言した。つまり、他国を守るために武力を行使する(諸外国と同じような)集団的自衛権は行使しないことが明白になった。」と答えています。

 これは一体どういうことなのか。

 改めて、アベシンと山口代表は二人そろって記者会見をし、何が真実なのかを国民の前で明らかにする責任があるのではないでしょうか。

 以前のブログでも「同床異夢」ではないかと書かせていただきましたが、本当は「呉越同舟」だったのか、それとも、寸分違わない「一心同体」なのかまったく判りません。

 公党の代表でありながら、支援者には都合の良い言葉で言いつくろい、その結果、本当のことは口をぬぐってしまうのか、もし、山口代表の言っているとおりであるのならば、年末の日米ガイドラインの見直しも、これまでと何ら変わることなく、単なる確認行為に終わると言うことでなければなりません。本当に大丈夫なのでしょうか山口代表。


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