高橋とおる|北海道議会議員|公式ウェブサイト

　「ヤジは議会の華」とは誰が言った言葉か分かりませんが、どこの議会でも多かれ少なかれヤジの飛ぶことがあります。

　その多くは、議員の質問内容や、首長の答弁に対してで、ウイットに富んだものや強烈な指摘だったり様々ですが、今回のはひどすぎました。

　安倍総理が、質問者に対しヤジを飛ばしたのですから、前代未聞の出来事です。

　これに対し、民主党の前原誠司氏が「極めて品位に欠ける。自身がヤジに対していろいろ言っているのに、ヤジを飛ばすのは言語道断だ」と指摘しています。

　一部を除く歴代の総理は、何を言われても泰然自若、懐深くして笑って受け流していたように思いますが、今の安倍総理は、質問に対しても逆ギレしてしまい、答弁をそっちのけで反論します。

　そして、その取り巻きである各閣僚もニヤニヤして総理を諫めることをしませんから同類項であることは否めません。

　先進国のリーダーとして考えられないくらい、実に下品で、品性のかけらも感じられないと思うのは私だけでは無いと思います。

　自民党自体、問題意識が薄くなり劣化してきている証拠なのでしょうか。

　この国は本当に大丈夫なのか、改めて心配になってきました。