唖然とする戦争発言
- 2019年05月14日
何でも有りという風潮の社会ですが、まさか国会議員から戦争して領土を取り戻すという発言が出てこようとは・・・。
今回のビザ無し訪問団に同行していた日本維新の会所属の丸山穂高衆議院議員が、訪問中の国後島・古釜布の宿泊施設における訪問団との交流会の場において、訪問団の大塚小弥太団長に前述の発言をし、その場の友好交流の雰囲気を台無しにしただけではなく、元島民やその遺族など関係者に対し、これまでの苦労が水泡に帰すのではという不安と怒りを与えることになりました。
ロシア側も敏感に反応したことから、今後のビザ無し訪問に大きな影響を来すだけではなく、返還交渉にも影を落としかねません。
丸山氏は日本維新の会から除名されたとのことですが、無所属で議員活動を続けると言うことですから所属する衆院沖縄・北方特別委員会は丸山氏を除籍処分にすべきです。
国会議員に課した憲法擁護義務とりわけ戦争放棄を真っ向から否定するその信条は国会議員として不的確であることは明白であり、丸山氏を選出した大阪19区の選挙民をも裏切ったことになります。
この方が次回も当選するようであれば、大阪19区は政治家だけではなく選挙民も劣化していると指摘されるでしょう。
一方国会は、超党派で丸山氏の辞職を求めるべきだと思います。