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商品券は官房機密費?(ブログ3870)

  • 2025年03月21日

 国会は商品券配布でざわめいています。

 19日の「ニュース23」の中で、コメンテーターの星 浩氏が「ここに来て官房機密費との関係がどうなのかという疑念が出てきた。きちんと説明する責任がある」と話し、金銭出納簿の一部をコピーしたパネルを示して説明。

 このコピーは、2002年4月12日、当時の共産党志位前委員長が記者会見で、内閣機密費の詳細な使途を明らかにした内部文書を入手したとして公表したもの。宮沢内閣で官房長官を務めていた加藤紘一時代の会計記録の一部です。

 この詳しい内容は、赤旗日曜版(23日版)で明らかになるようですが、「国会対策費」という分類で3,574万円が支出された、などとの記載があり、主なもので「総務会メンバー39人に背広として1,170万円(91年12月17日)、商品券として。312万2,575円(92年月27日)」などがありました。

 当時記者だった星さんは「その信憑性はかなり高いということで。大々的に取り上げた」として「『商品券』312万円あまりと書いてある」と指摘しました。

 当時、志位氏は、「これらは自民党の党内対策など党略的目的に、官房機密費が使われていたことを示すもの」と強調したという内容を今日の「しんぶん赤旗」が掲載しました。

 昨日のブログで、「歴代の岸田氏、菅氏。麻生氏も配布していましたが、野田氏は大丈夫か」と記載しましたが、民主党政権時代にこの慣習は一旦途切れ、その後に自民党政権になって復活したようです。そしてそれがまた連綿と引き継がれてきました。

 さて「誰が復活させたのか」というのは、「パーティーによるキックバックを誰が再開したのか」と同じ土壌にあることで、誰もが口をつぐんで本当のことは言わないのでしょう。


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