商品券代わり
- 2020年06月12日
アベノマスクの支給率は未だ半分程度に止まっているようですが、北海道では、感染率の高い札幌市が他の自治体より早くに配布されました。
しかし、札幌の街の中を歩いていても支給されたマスクを着用している人を見かけることはありません。
地元の函館でも同様ですが、さて、マスクは何処に行ってしまったのでしょう。
面積が小さく口と鼻を塞ぐのがやっとで顎まで覆う事が出来ず、ナゼか不格好なマスクは非常に評判が悪いようで、サイズが小さいから子供が使っているのかと思いきや、子供たちは家族が作ってくれた手製のマスクをして学校に通っています。
全戸配布するという安倍晋三氏肝いりの事業ですが、ほとんどの国民が使用せず使い道は高齢者施設に入居している方々だけなのか。
各団体で不要のアベノミクスを回収し、医療施設や介護施設に寄付するという現象があちこちで起こっています。
今日の日刊ゲンダイにも掲載されていましたが、飲食店を中心に全国でアベノマスクと商品・サービスの交換が広がっている事が掲載されていました。交換されたマスクは医療介護施設へ寄付されるということです。
全国各地では、食事券1000円分、ショット1杯無料、タピオカドリンク1杯無料、旅券500円分、ドーナツ1個、ラーメン1杯無料、食事100円引き、生ビール1杯無料、ソフトドリンク1杯無料、唐揚げ2個無料、ギョーザ1皿無料、温泉入浴券1枚等々、函館でも朝市が商品券500円分と交換していますし、ここに掲載しただけでは無く様々な商品やサービスと交換がされています。
ここにあるだけでも、その価値はドーナツ1個から食事券1000円まで、とにかく「マスクを持って食事や買い物に来て」という消費者を引きつける動機付けには役立っているようです。
逆に言うと、それだけしか使い道がないと言うことなのでしょうか。
先ほど各団体が回収してマスクなどが不足している医療施設や介護施設へと取り組んでいるとお知らせしましたし、その取り組みには敬意を表しますが、今や、不織布のマスクは値崩れし、1枚20円程度までになっています。
また、とりわけ医療施設などでは寸足らずのマスクは使用しないと思います。
後は、本当にマスクを購入できないホームレスの方などへ無償配布する位なのかもしれません。
全国に、使用されないマスクが溢れてしまうことになるでしょう。
それでも安倍氏だけは、テレビに映るとき頑なに使用しています。
(昭恵夫人はアベノマスクを使用しているのかなあ・・・。それとも「居酒屋UZU」でビール1杯と交換?)