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問われる民度

  • 2021年06月17日

政府は、国内イベントの観客数を上限5,000人から1万人に上方修正をしました。

 これは、五輪を有観客とし、その入場者の上限を1万人とするための露払いのような意味合いを持ちます。

 観客が多ければ多いほどテレビが映し出す感動は増幅し、それも日本人が活躍するであろうと想定される種目でメダルを獲得すると、コロナ禍でマグマのように溜まった鬱積が爆発し、街には人が溢れ、飲食店や路上には感動を共有したい人たちが大声を出して熱狂するでしょう。

 そのために五輪を有観客とする、それも入場数上限の緩和、結果、約600万人とも試算される観客が全国から東京に押し寄せます。

 「ニッポン、チャチャチャ」で、江戸時代末期の「ええじゃないか、ええじゃないか」と同じように集団催眠にでもかかったようになるかもしれません。

 そして「日の丸、君が代」で愛国心が盛り上がり、菅氏の長男が関係した「東北新社問題」や「NTT・総務省接待疑惑」、コロナ禍での与党議員銀座クラブ三昧、菅原一秀衆議の選挙区公選法違反、河井克行・案里夫妻有罪、吉川貴盛の政治と金、十分な審議もしないまま強行採決した「重要土地法」、なによりコロナ対策の後手後手等を全て記憶から消えさせようと企んでいます。

 官邸筋の話しとして言われているのが「池江璃花子がメダルを取れば日本中が熱狂し、コロナなど忘れて総選挙で勝てる」と菅氏が漏らしたとか。

 これ以上、与党に舐められたままでいいのか、問われているのは日本国民の民度ではないでしょうか。世界中がそのことを注目しています。


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