嘘が常識の政府(ブログ3266)
- 2023年07月02日
福島原発の汚染水について、東電の汚染水対策最高責任者である、福島第1廃炉推進カンパニーの小野昭代表が、放出に向けた政府の判断について「①設備の設置完了②使用前検査の合格証③国際原子力機構(IAEA)の包括報告書 の三つが『必要条件』で、地元の皆さんを始めとするいろいろな皆様の理解は『十分条件』である」、「関係者の理解を特定の指標で測るのは困難」との見解を述べました。
このことは、汚染水処理で「関係者の理解無しには、いかなる処分も行わない」と話した政府の言葉とは正反対の意味を持つことになります。
すなわち、放流管の準備ができ次第、関係者が何を言おうが「聞く耳持たず」に放流を実行するというで、岸田氏も夏までの放流を命じています。
今までもそうだったように、政府は国民との約束を守ろうとはしないと言うことです。
過去にも農業、漁業など、どれだけ国民を欺してきたでしょうか。
結局、全漁連も「風評被害」の代償として「基金」で頬をぶたれて泣き寝入りなのでしょうか。
なぜ、欺されることに怒りをぶっつけようとしないのか。政府や東電関係者は何の痛みも感じること無く、今日も料亭で「どうして国民を欺してやろうか」と悪だくみをしているような気がします。