困ったヤダモン
- 2020年08月03日
自らアベノマスクの着用を止め、市販のマスクに切り替えた安倍晋三氏。
８，０００万枚の追加送付を断念したことで、やっと自分だけが頑なにアベノマスクを着用し続けている馬鹿馬鹿しさに気がついたのか、いつまでも着用している姿を晒すことで、国民にアベノマスクをいつまでも思い出させるのを嫌ったのか、側近の今井総理補佐官に言われたのか、いづれにしてもでかい顔の真ん中にチョコンと乗っかったアベノマスクを見ることが出来なくなったのは寂しい限りです。
さて、困ったことに、これだけ多くの国民やマスコミが臨時国会を開くべきだと求めているのに、「政権のヤダモン」が「臨時国会を開くのはヤダモン（嫌だ）」と駄々をこねています。
その理由が、「国会を開くとコロナウィルスに関わる様々な失政の矢面に立たされるから」というのは、あまりにも情けなくなります。
最近、テレビに数秒間映る安倍晋三氏の風貌は、顔色がさえず、髪は伸ばしっぱなし、虚ろな目と覇気の無い声で、既に死に体の様相を呈しています。
周りは、ポスト安倍で蠢き始め、最近の首相動静でも午前中は自宅で過ごし、午後から少しの打ち合わせ程度、もはや総理の判断など誰も求めること無く、相談したというアリバイだけで各大臣が勝手に動いているように見えます。
「政治家は引退を口にしたときから求心力を失う」と言われますが、政権末期のこの状況では、誰もが「泥船」には乗っていたくないと下船を始めているようです。
今の安倍晋三氏は、求心力どころか、かなりの遠心力が働いています。
